「こめかみがくぼんでいる」「こめかみが痩せて老けた顔に見える」——こめかみの凹みは顔全体の印象に意外と大きく影響します。ここにヒアルロン酸を注入することで、凹みが埋まって若々しい印象になります。この記事では効果・料金・リスクを整理します。
自由診療についての注意事項
こめかみへのヒアルロン酸注射は保険が使えない自由診療です。料金はクリニックによって異なり、公的な基準はありません。
こめかみのくぼみはなぜ起きる?
こめかみが凹んでいる原因は主に2つです。
- 加齢による脂肪・組織の減少:20代後半から少しずつこめかみの脂肪が失われ、凹みが目立ちやすくなります
- もともとの骨格:若い頃からこめかみが凹んでいる体質の人もいます
こめかみが凹むと、頬骨が目立ちやすくなり、顔が痩せこけた・老けた印象になります。ここにヒアルロン酸を注入してボリュームを補うのが「こめかみ注射」です。
効果として変わること
- 顔のシルエットが滑らかになる:頬骨周りの凹凸が目立たなくなる
- 若々しい印象になる:ふっくらとした立体感が戻る
- 目元の印象が変わる:こめかみのボリュームが出ることで目の周りのたるみが目立ちにくくなる
- 顔全体のバランスが整う:額〜こめかみ〜頬のラインが自然につながる
費用の相場
| 施術内容 | 費用の目安 | 注入量の目安 |
|---|---|---|
| こめかみへの注入(両側) | 3万〜8万円 | 1〜3cc(両側合計) |
| 広範囲(こめかみ全体・上部まで) | 6万〜15万円 | 3〜6cc |
| 片側のみ | 2万〜5万円 | 0.5〜2cc |
費用は注入量・製剤の種類によって変わります。こめかみは広い面積に均一に注入する必要があるため、1〜3cc程度使うことが多いです。カウンセリングで必要量の見積もりを出してもらいましょう。
効果の持続期間
こめかみはあまり動かない部位のため、ヒアルロン酸が分解されにくく比較的長持ちします。一般的な目安は1年〜1年半程度です。使用する製剤の種類・量・個人の代謝によって変わります。
こめかみ注射の主なリスク
内出血・腫れ
針を刺すときに血管に当たると内出血が起きます。こめかみは皮膚が薄く血管が多いため、内出血が出やすい部位でもあります。多くは1〜2週間で消退します。
血管内誤注入(重大リスク)
こめかみには太い血管(浅側頭動脈など)が通っています。血管内に誤ってヒアルロン酸が注入されると、皮膚の壊死・視力障害などの重篤な合併症を引き起こす可能性があります。
これは非常にまれですが、起きると取り返しがつかない場合があります。こめかみは顔の中でも特に血管が多い部位であることを認識しておく必要があります。
左右差・不均一
こめかみは広い面積への均一注入が必要なため、左右差や部分的な凹凸が残ることがあります。
リスクを下げるための確認事項
- 形成外科・美容外科の専門医が担当するか
- こめかみへのヒアルロン酸注射の実績があるか
- ヒアルロニダーゼ(溶解剤)を常備しているか
- 血管確認を行ってから注射するか(エコーやカニューレを使用)
- 緊急時の対応体制があるか
カニューレ(先端が丸い針)を使うことで血管内誤注入のリスクが下がります。クリニック選びの際に確認してみてください。
こんな人に向いている・向いていない
向いている人
- こめかみの凹みが気になっている
- 加齢で顔が痩せて老けた印象になってきた
- 手術ではなく注射で自然に若々しい顔にしたい
向いていない人
- 過去にこめかみへのフィラー・手術を受けたことがある(血管走行が変化している可能性あり)
- 注射後の内出血が困る予定がある(大事なイベント直前)
- 妊娠中・授乳中
まとめ
- こめかみへのヒアルロン酸注射は両側で3万〜8万円が目安、広範囲は6万〜15万円
- 注入量は1〜3cc(両側)が多く、量で費用が変わるため事前確認が必要
- 動きが少ない部位のため持続は1〜1年半と比較的長め
- こめかみには太い血管があり、血管内誤注入のリスクがある高リスク部位
- 溶解剤常備・専門医施術・緊急対応体制を必ず確認してから受ける
免責事項
この記事は一般的な情報提供を目的としており、医療アドバイスではありません。施術を検討する際は、必ず医師に直接相談してください。掲載している費用はあくまで目安であり、クリニックや施術内容によって異なります。
